ネパールでの1日
私がネパールにいたときの日常生活を紹介します〜〜
久々に書いていた日記読み返して懐かしくなりました。ネパールがとっても恋しくなった・・・帰りたい・・・
7:00…起床
日本人の流司が一人で筋トレしている。一緒に習慣にしようと試みましたが、朝は寒くて普通に寝袋へUターン!!!霧が凄くて周りは真っ白。前日に干した洗濯物は湿っています。
各々起きてきて、読書したり、日記書いたり、掃除したり近くの家に絞りたての牛乳を飲みに行ったり(この牛乳が搾りたてで本当に美味しい。たまに虫浮いてるけど)と自由に過ごします。料理係は朝ご飯の野菜を切り始めます。
↑少し高台にあるので、街が見えます
8:00…朝食
マサラティーを飲んで朝ご飯。眠いからかみんなめっちゃ口数少ない。朝は食パン食べることが多くて、「ヒマラヤ」って名前のが美味しかったなー。サイズが小さいので沢山食べられる(私は平均10枚食べていた。ちなみにフレンチーズは4枚くらい。結果▶︎私だけが肥える)。でもワークで本当に体力使うからお腹いっぱい食べないともちません。
↑カラフルなお家は元パパの家
8:30…歯磨き&食器洗いタイム
9時からのワークに向けてそれぞれ準備。時間余ったらトランプやゲーム(ビロウ5とTiger&Goatというネパールのゲームにみんなドはまりして毎日そればっか)をして時間を潰していました。Tiger&Goat面白いから日本で普及活動したい。
↑洗い物をするせんちゃんと地元のおっちゃん
9:00〜14:00(13:00)…ワーク
毎日行く場所は様々。森の中であったり小学校であったり、コミュニティセンターであったり地元の人の家だったり、道や階段作りに行ったり。ワーク内容についてはあとで詳しく。とにかく肉体労働ばかりで二の腕と足にかなりの筋肉がつきました。ワーク場所まで行くのにまずは山登りから始まるので(普通で30分、小学校行ったときは1時間30分。麻痺してくる)、最初は着いたらまず休憩という感じだったけど、だんだんみんな体力がついてきて最後の方はかなり楽だった。
↑毎日絶対上り下りする。序の口
↑小学校向かう途中でうっすらと見えるヒマラヤ山脈!
↑山からの景色
↑コミュニティセンターの建設のお手伝いでひたすら砂運び
↑小学校、みんなシャイだけど可愛い〜〜〜
14:00(疲れてたら13:00)…昼食
とにかくみんな食べまくる。普通に大盛りで2杯はおかわり(フレンチーズも)する。もはや無心で食べ続ける。もちろんカレー。
〜17:30…自由時間
ご飯食べ終わって食器洗ったら、後は自由時間。
シャワー浴びたり(12月だというのに外で冷水シャワー。そりゃあ3日に一度とかになります…ひどいときは1週間に一度、不潔ですみませんでした。でも本当に修行みたいだった。一回ホテルでホットシャワー浴びたとき、涙出そうになりました。文明ってスバラシイですね)、
↑あ、一応シャワーです
洗濯したり(もちろんたらいに入れて手洗い。ワーク着は五回くらい水かえても一向に泥がついてます、諦めます。その後外に干しますが、洗剤の甘い匂いに誘われるのかよくよく見ると大量の蟻がくっついている…盛らずに余裕で100匹は超えてる。普通にオカルト映像)、
↑外に干すからもちろん虫がすごい
読書したり(向こうでは沢山の本を読んだ。特に「父の詫び状:向田邦子著」っていう昔のエッセイはセンスも良くて面白かったです。他にもお互い貸し借りして読んでいました)、外で昼寝したり。
↑キャミとクララは町並みをスケッチ。美しいね君たち・・・笑
あとはバネパの街に降りていってチア飲みながらネットを使ったり、お店にお菓子やヨーグルト買いに行ったり、町並み写真に撮ったり、田んぼで子ども達とサッカーしたり。疲れているにも関わらず毎日何かしらして楽しんでいました。
↑顔は笑顔だけど、絶対内心へとへとなりゅうじ笑
18:00…夕食
99%カレーでしたが、色んな国籍の人が集まっているのでそれぞれの国の人が料理を作ることもありました。
・タイ(トムヤムクンラーメン、絶品だった…!!もちろんおかわりしまくって、レシピも聞きました)、
・フランス(ミートソースパスタ、ヨーグルト…あ、よくよく考えたらパスタはイタリアンでした、ヨーグルトはギリシャ?フランス人はちょっと適当笑)、
・日本(お好み焼き、ジャパニーズカレー、照り焼きチキン。現地にある材料をみんなで工夫して作った!お好み焼きとチキンは外でたき火でやったけど大成功でした。みんな喜んでくれて嬉しかったな〜。日本人が一番喜んで食べていたけど)、
↑お好み焼きBYかつさん!上手!!
・中国(中国人のせんちゃんが持ってきてくれた辛い調味料が、名前忘れてしまったけど美味しくてご飯にかけまくっていました。食べるラー油的なもの。あれまた欲しい)などなど。
もちろん毎日カレーも美味しくいただいていたけれど、本場の料理をその国の人に作ってもらうなんて贅沢、こういう共同生活の場以外ではなかなか経験出来ません。みんな本当にありがとうございました。
↑ガスの節約のために夜はたき火をしてました。楽しかった〜
そういえばカトマンズのキャンプハウスでみんなでモモ(ネパール式蒸し餃子)を作ったこともありました、日本の餃子作りみたいに皮から。40個食べれたら2000ルピーくれるという賭けに挑戦しましたが21個でギブアップして、次の日お腹壊しました。
↑モモ作り。熱出してたせいで作らしてもらえなかった・・・
19:00〜21:00…計画停電
ネパールは水力発電をしています。あんな高い山活用する他ないです。そのため、夜にご飯を食べている途中いきなりパッと電気が消えます。そこからはみんな慣れた手つきで懐中電灯を付けてトランプを始めます。それか就寝します。笑
こんな感じ。改めてシンプルな生活していたんだな〜これで全然満足できるんだよな〜
日本は色んなものありすぎます。便利だけど私はたまに気疲れしちゃうかも。
ネパール人の舌は肥えている 〜食事編〜
ネパール滞在中は基本的に三食とも現地スタッフが食事を作ってくれていました。私たちも野菜を切るところまではお手伝い。
とにかく大量の野菜を使います(というか鶏肉を食べることがまず週一であるかないか)。
↑ネパールで初めて見た野菜は沢山あります。これはトゲトゲした瓜。
そしてまさかの本当の本当にカレーばっかりなんです、本当に。
ネパールでは一つのお皿にダル(お豆のスープ)とバート(ご飯)とおかずをのせる食事、ダルバートが一般的です。
でもすごいのが、カレーのレパートリーが豊富なこと。
まあ毎日カレーなわけですから、日本みたいなカレー毎日だったら流石に私もキレます。
でもMahesh(現地スタッフ)は本当に料理が上手で、全然飽きさせないから本当にすごい。
では、私が向こうでお気に入りだったカレーランキングBest3です(確実に誰も興味ない)。
三位:チキンとカリフラワーのカレー
とにかくチキンとカリフラワーがごろごろ入っている。何か特別なときに食べていました。ウェルカムパーティーのときとか。
二位:かぼちゃのカレー
どでかいかぼちゃをまるまる使います。細かく切って餡みたいにのせて食べる。甘くて美味しい。ただ難点なのが、手で食べるとやけどしそうなくらい熱いです。
一位:ドライスピナッチと大豆のカレー
作り方が一番謎なカレー。よくわかんないけど香ばしくてめちゃくちゃ美味しい。レポートが下手で美味しさが伝わらないのが悔しいです。
こんなに語れる当たりからネパールでの食事がほぼほぼカレーだったことが分かっていただければ幸いです(ちなみに一度日本から持って来たカレールーで作ったジャパニーズカレーは涙が出る程美味しかった)。
↑いつもの食事風景。このときはかぼちゃカレーだったはず。
ではここからは外食編です。色々食べまくりましたが、その中でも厳選して特に心に残ったものを挙げていきます。
その1:モモ
私が唯一行く前から知っていたネパール料理。いわゆる蒸し餃子です。
ネパール式とチベット式で形が異なります。チベットの方は日本と同じ形だけど、ネパールのは小籠包型をしています。たれがカレー味で美味しい。
中にたまに私の最大の天敵コリアンダーが入っていると裏切られた気分になります。
↑これはネパール式のモモ。
その2:チョウミン
焼きそば!タイで言うとパッタイ!
日本じゃそんなに食べないけど、これは美味しい。多分全体的にネパール人って料理が上手なんだと思います。横に置いてあるケチャップかけても大変美味です。
その3:ズーズー・ダウ
名前は今調べたんですけど、ネパールのヨーグルトです。変な名前ですね。
海外で乳製品食べるのはちょっと気が引けるんですが、お腹の調子があまり良くなかったので泣く泣く手を伸ばしたところ、美味しい!!
わざとなのか失敗なのかは知りませんが、たまに固まっている部分があってそこがカッテージチーズみたいで好きでした。しかもローカルなお店で買うと一個20ルピー(約20円)。リピーターでした。
あと、そのヨーグルト屋さんに寝袋忘れました。
その4:ココナッツクッキー
言わずと知れたネパールの国民的お菓子。安定のあの黄色いパッケージ。
ネパールの人は元々チア(ティータイム)の習慣があって、それに平行してお菓子、特にビスケットの種類が豊富です。このココナッツクッキーは街のどこの店にもあって、一袋20ルピーで購入できます。
わたしもお土産にこれを買いました(安上がりで申し訳ございません)。紅茶に浸して食べると美味しさがかなり増します。
その5:鶏の内蔵
これに関しては名前知りません。日本の焼き鳥でいうハツとかレバーを一皿60ルピーで食べることができます。安い〜〜!
基本ネパールの鶏肉は新鮮なので(飼っている真横で売られている状態笑)、内蔵も美味しい!
ロキシー(ネパールの地酒)との相性が抜群らしい。
その6:チリなんとか
名前忘れました…。タメルにあるチベタンレストランで食べたんですが、ヤクのチーズをチリ、玉ねぎ、人参、ピーマンと一緒に辛めに炒めてあるおつまみです。また食べたい。
以上、ネパールグルメ図鑑でした。もしネパールに行く機会があれば参考にしてください!間違いないと思います。自慢ではないですが、来る前より確実に太りました。
ネパールってどんな国??
ネパールの場所ご存知ですか?大国の中国とインドに挟まれた位置にあります。
あの世界一高い山、エベレストがあるのもネパールです!国旗は三角形が2つ縦に並んでいるあの可愛いやつです、これです。↓
言語は地区によって様々ですが、挨拶は全部手のひらを合わせて、
「ナマステー」。インドと一緒です。知らない人同士でもネパール人は道をすれ違ったら子どもも大人も挨拶をします。すてき。
宗教はヒンドゥー教がほとんどですが、仏教の人もいればクリスチャンだっています。私もバスの上で、一緒にクリスマスに教会に行かないかとネパール人男性にお誘い受けました、行かないけど。笑
共同生活をしていたネパール人(Mahesh,Nabin)もヒンドゥー教だったので、滞在中色んなしきたりを見ることが出来て面白かったです。
特に11月にあるティハールというお祭りは五日間あって、日によって犬、牛、お金の神様など色んなものを盛大に祝います。
私たちも花飾り作ったり、ティカ(額に付ける赤いやつ)したり、大量の鶏肉を食べたり、よく知らない家の子ども達の中途半端な完成度のバンド演奏を見せられたりとなかなか満喫しました。
↑お金の神様が自分の家に来てくれるように道しるべを飾ります。きれい〜〜
↑近くで見ると分かりますが、全部色の付いた粉で書かれているんです!大体次の日ぐちゃぐちゃになってるけど笑
↑その色付きの粉は道ばたの色んなところで売っています。お兄さんゴリラみたいな顔してくる(偶然)。
↑地元の子達のなんとも言えないクオリティの演奏。こんなこと出来るなんてネパールの中ではかなり裕福なはず。真正面で連続8曲くらい歌われて、なかなか不思議な空気が漂っていました。
3月にはマリファナを祝うお祭りまであるといいます(シヴァ神が吸っているものだからこの日だけは合法だという意味不明な理由付き)、この時期にいたら大変なことになっていました。危なかった〜…
あと、ネパールはインドの隣ですがめちゃくちゃ安全な国です(マリファナを除く)。人も本当にみんな親切だし、子ども達も人懐っこくてすぐ名前とか覚えてくれて外国人の私たちにもとっても優しくしてくれました。
と、少し気を抜いていたらバスで日本人ボランティアの流司が1000ルピー(約1000円、分かり易い)盗まれていました。まあ、そういうこともあります。
↑1000ルピー盗まれた張本人です。なんとも悲しげな顔つき(偶然)。
それから、ご飯は美味しいものが多すぎたので別のときに改めて書きたいと思いますが、日本で「ネパールは三食カレーだから〜」という噂を笑いながら聞き流していた自分に一喝入れたいです。あながちその噂は間違っていませんでした。笑
こんにちは!!お久しぶりです!
今日からぼちぼちネパールでの出来事について書いていきたいと思ってます!現地での生活や文化やご飯やボランティアのワーク内容、地震の現状など私の感じたことや見たことを踏まえて少しでも多くの人に発信していけたら良いなあと思ってます。
記事を読んで、行ってみたいなあとか感じていただけるだけでも嬉しいです、ネパールの魅力が伝わります様に!!